暗号資産(仮想通貨)FXでトレードの成功率を上げるためには、適切なタイミングでのエントリーやエグジットが欠かせません。
そのために、移動平均線(Moving Average)は、相場のトレンドを視覚的に捉えるシンプルかつ強力なツールとして、多くのトレーダーに利用されています。
- トレンドの見極め方がわからない
- 移動平均線(MA)でどうやってエントリー・利確するかわからない
- ダマシを避けつつ利益を出したい
こうした悩みを解決するために、この記事では「移動平均線を使ったトレードで利益を上げる方法やコツ」を詳しく解説していきます。
\無料で「XMTrading」を口座開設しよう!/
投資歴3年以上の筆者も愛用しているXMは海外FX業者のなかで最も人気・信頼性ともに高評価!
開設・入金ボーナス(※)を利用してお得にFXトレードを始めましょう!
\開設の費用は一切かかりません!/
※開設・入金ボーナスは終了している場合がございますので予めご了承ください。
移動平均線の基本設定
移動平均線は、指定した期間の価格の平均を算出し、価格の動向を滑らかにすることで、相場のトレンドを把握しやすくする指標です。
これを活用することで、エントリーポイントや利確ポイントをより明確に見極められるようになります。
単純移動平均線(SMA)と指数平滑移動平均線(EMA)
単純移動平均線(SMA)
指定期間の終値を単純に平均化したもので、長期のトレンドを把握するのに役立ちます。
価格変動への反応が緩やかなため、短期的な価格変動にはやや鈍感です。
指数平滑移動平均線(EMA)
直近の価格に重みを置いて計算されるため、最新の価格変動に敏感です。
短期のトレンドを把握しやすく、デイトレードやスキャルピングに適しています。
ローソク足が反応しやすく、敏感なので、指数平滑移動平均線(種別:Exponential)の方を使うのをおすすめします。
移動平均線の期間設定
移動平均線の期間はトレードスタイルによって異なります。
短期移動平均線(5〜25日)
最もローソク足(価格)と近い動きをし、短期間のトレンドを捉えます。
主に、エントリータイミングを見計らう時に利用します。
中期移動平均線(50〜75日)
スイングトレード向けで、1週間から数ヶ月のトレンドを見る。
長期移動平均線(100〜200日)
長期トレンドの方向性を把握、主に週足や日足を表示させることが多い。
基本的に以下のように2、3つの移動平均線を同時に表示させて、各時間のトレンドの方向などを把握して、トレードを行います。
例えばこのチャートならすべての期間の平均移動線が下向きなので、1時間足トレードなら「売るべき相場」と一目瞭然です。
これなら1つのチャートでも上位足(週足や日足)のトレンドの方向を捉えることができます。
よって私は、指数平滑移動平均線(種別:Exponential)を2、3つ表示させてトレードを行うことを推奨します。
よく、5~6つの移動平均線を他の指標と同時表示させてる人がいますが、逆に分かりにくくなってしまうので2~3つにとどめましょう。
平均移動線でのトレード方法
移動平均線を用いることで、トレンドの確認が容易になります。
トレンドが出ている相場でトレードしよう
トレンドには、上昇トレンド、下降トレンド、レンジ相場(横ばい)があり、それぞれ異なるトレード戦略が必要です。
上昇トレンド
価格が移動平均線の上に位置している状態で、買いエントリーが有利な状況です。
下降トレンド
価格が移動平均線の下に位置し、売りエントリーが有利な状況です。
このような買うべきか売るべきか分かる場面でトレードするようにしましょう。
トレードしてはいけない場面
【長期MAと中期MAに挟まれてる相場】
長期MAと中期MA(例えば日足トレーダーと4時間足トレーダー)が買ったり売ったりしているので、相場が荒れていて危険。
このように挟まれている(収束している)相場ではトレードしないほうが良い。
【MAの方向が分からない】
このようにMAがぐちゃぐちゃになっていて方向が分からない時もトレードしないほうが良いです。
移動平均線を使ったトレード方法
では、実際に平均移動線を利用してトレードしていきましょう。
今回は1時間足でトレードしていきます。
平均移動線(Moving Average)を3つ(期間20・80・480)を表示させます。
3つとも上の方向を向いているので「買い」待ちです。
まず、20MAと80MAが接近するまで待ちます。(離れてるときは利確が入ってくるので危険)
ローソク足(価格)が下がって20MAを抜け、80MAに支えられました。
その勢いで再びローソク足が上昇し、20MAを上抜けました。
この時点で20MAと80MAが接近していますし、20MAを上抜けたので、買いポジションを持ってみます。
見事、上昇し80MA抜けで利確、利益を得ることができました。
このように、複数の移動平均線が同じ方向を向いている相場は伸び率が高くなるのです。
ゴールデンクロスとデッドクロスでエントリー
移動平均線を使ったエントリー方法として、ゴールデンクロスとデッドクロスは重要なシグナルです。
ゴールデンクロス
短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けると、買いシグナルが発生します。
一般的には強気のサインとして捉えられ、エントリータイミングとして利用されます。
デッドクロス
短期移動平均線が長期移動平均線を下抜けると、売りシグナルが発生します。
これは弱気のサインとされ、エグジットまたは売りエントリーのタイミングとなります。
例:トレード方法
短期移動平均線と長期移動平均線を設定し、クロスするタイミングを見極めます。
今回は20MAと80MAを表示してトレードします。
ゴールデンクロスが発生した際に買いエントリーをします。
エントリー後は、反対のシグナルが発生するか、一定の利益が出た段階で利確します。
このトレード方法は、上記のトレード方法より比較的簡単なので、FX初心者にもおすすめです。
しかし、ゴールデンクロスとデッドクロスはレンジ相場や荒れた相場ではだましになる可能性が高いので、注意しましょう。
\XMとMT5で仮想通貨トレードを始める/
利確と損切りの置き方
移動平均線を活用したトレードでも、利確と損切りの設定が重要です。
特に、トレンドの終わりやダマシ(偽のシグナル)に備えるため、利益確定と損切りを適切に行うことでリスク管理を徹底しましょう。
利確ポイント
目安として、価格が中期または長期移動平均線に達したときに部分利確を行うことが一般的です。
また、ゴールデンクロスやデッドクロスの反対シグナルが出た際も、利確のタイミングとなります。
損切りポイント
エントリー時点で損切りラインを設定し、トレンドラインやサポートラインを目安に設定しましょう。
損切りラインは無理に引き上げたりせず、計画的に行うことが重要です。
他のテクニカル指標と併用する
移動平均線だけではダマシが発生することもあるため、他のテクニカル指標と組み合わせると精度が上がります。
移動平均線 × トレンドライン
移動平均線はトレンドラインと非常に相性がよいです。
特に移動平均線とトレンドラインの方向が重なっていればそこでローソク足が反発する確率が極めて高くなります。
移動平均線 × RSI(相対力指数)
RSIは価格が買われ過ぎか売られ過ぎかを判断するために利用され、移動平均線と併用することでエントリーポイントが明確になります。
例えば、RSIが70を超えた状態でローソク足が移動平均線を下抜けた場合、強い売りシグナルとして機能します。
まとめ
この記事では、移動平均線を利用して暗号資産(仮想通貨)FXでトレードの成功率を上げる方法について解説しました。
- 移動平均線の基本:単純移動平均線(SMA)と指数平滑移動平均線(EMA)の違いや、トレードスタイルに応じた期間設定が重要です。
- エントリータイミングの見極め:移動平均線を活用し、価格が線を越えるタイミングやゴールデンクロス・デッドクロスを利用してトレードします。
- 利確と損切りの設定:エントリー時に損切りラインを設定し、適切な利確ポイントで利益を確保します。
- 他のテクニカル指標との併用:RSIやトレンドラインと組み合わせることで、移動平均線の精度をさらに高められます。
移動平均線はシンプルですが、多くの投資家が表示させている有用なツールです。
リスク管理を徹底しながら、適切なエントリー・利確を心がけてトレードに活用していきましょう。
※チャートはすべてXMTradingとMT5を参照しています
\無料で「XMTrading」を口座開設しよう!/
投資歴3年以上の筆者も愛用しているXMは海外FX業者のなかで最も人気・信頼性ともに高評価!
開設・入金ボーナス(※)を利用してお得にFXトレードを始めましょう!
\開設の費用は一切かかりません!/
※開設・入金ボーナスは終了している場合がございますので予めご了承ください。
\XMとMT5でトレード環境を整える/
\その他のオススメ「FX取引所」/